【浦賀海道を3分で渡るポンポン船】浦賀の渡し「愛宕丸」乗船記ー乗り方と御船印の購入方法

浦賀の渡し神奈川県

浦賀港を挟んで東西に叶神社があり、浦賀の渡しに乗って両神社を参拝してきました。今は観光的な要素が強いのかもしれませんが、黒船来航より100年以上前の1725年(享保10年)から続く浦賀の渡しを体験でき、とても楽しかったです。この渡船は御船印プロジェクトにも参加しているので、乗り方や御船印の購入方法等をまとめてみました。

(旅行時期 2022年5月)

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アクセス

京急線の浦賀駅が最寄駅となります。品川から快速特急(特急券不要)で堀ノ内へ、そこで乗り換えをして3駅で浦賀駅です。品川から約1時間、運賃は800円。(チケットショップ等で京急線の株主優待券を購入すると節約できます)

東西に乗り場がありますが、どちらも浦賀駅から徒歩15分くらいです。歩く場合、眺めが良いのは浦賀港沿いに遊歩道がある西渡船場に向かうルートです。バスで行く場合だと、東渡船場方面に向かうバスの方が本数が多いです。

◆西渡船場

・徒歩 

浦賀駅から16分(1.3km)。浦賀海道沿いに遊歩道があって眺めが良いので、今回は浦賀駅から歩きました。

・バス 運賃180円(IC178円)

浦賀駅から「久10」「久9」京急久里浜駅方面のバスに乗車、乗車時間3分。「紺野町」下車すぐ。1時間に4本程度あります。

◆東渡船場

・徒歩 

浦賀駅から15分(1.2㎞)。ほぼ平坦な道のりです。

・バス 運賃180円(IC178円)

浦賀駅から「かもめ団地」「観音崎」行きに乗車、「新町」下車、徒歩3分。乗車時間は2分です。

休日は1時間に6本ほどあるので、調べなくても大丈夫だと思います。(平日も1時間に4~12本あり)

浦賀駅から西渡船場へ

京急浦賀駅

浦賀駅の改札は1つだけです。駅前の「浦賀駅前」交差点の信号を渡り、そのまま駅を背にしてまっすぐ道沿いに進むと到着します。

浦賀海道沿いの遊歩道

歩いて10分くらい進むと浦賀港が見えてきます。ここからは遊歩道になっていて、海を眺めながら歩けるのでなんとも気持ちがいい。ベンチもあります。

浦賀の渡し遠景

遠くに浦賀の渡しが東渡船場に向かって進んでいるのが見えました。

浦賀の渡し西渡船場

そのまましばらく進むと西渡船場に到着。

徒歩15分くらいです。海を見ながら気持ちの良い遊歩道を歩くので、もっと短く感じました。

乗り方と乗船料

浦賀の渡しの案内板

運賃は乗船後に船内で支払いをします。御船印も運賃を支払う時に一緒に購入します。いずれも現金のみの取り扱いです。

◆乗船料

大人400円
小・中学生200円
自転車・大きな荷物50円
※未就学児は大人1名につき1名まで無料。横須賀市民は半額割引あり。

◆ワンデーパス

大人600円
小・中学生300円

2022年4月から運航会社が変わり、運賃が値上げとなっています。

1乗船400円なので、往復する場合はワンデーパスを買った方がお得です。

浦賀の渡しの呼び出しボタン

浦賀の渡しに時刻表はありません。乗り場に船がいる時はそのまま乗り込みます。船が反対岸にいる時は、このボタンを押して船を呼ぶとすぐに来てくれます。

運行時間は7時~17時。荒天時や点検時には運休することもあるので公式サイト公式ツイッターで事前に確認を。

実際に乗ってみました

浦賀の渡し西渡船場乗り口

この日は土曜日でとても忙しい様子で、船は休む暇なくひっきりなしに往復していました。向こう岸で乗船客が乗り込んでいるのが見え、こちらに向うことがわかったためボタンは押さずに桟橋で待っていました。

浦賀の渡しに乗り込む

東渡船場から乗ってきた乗船客が下船すると、「お待たせしました。どうぞ」と声が掛かり、順番に船に乗り込んでいきます。と言っても旅客定員は12名の小さな船、今回は乗客は4人でした。

船には船頭さんが1人いるだけなので、乗り込んだ後は順番に運賃を払い、全員が払い終わってから船が動きます。

こちらから伝えなくても「横須賀市民ですか」「往復しますか」と確認してくれるので、横須賀市民でなく片道だったら400円を支払います。往復だと伝えるとお得なワンデーパス(600円)の案内をしてくれます。御船印(300円)もこのタイミングで購入します。すべて現金だけです。

浦賀の渡しの先頭部分

乗船時間はたった3分です。向こう岸はすぐそこ。

浦賀の渡しの始まりは1725年ですが、櫓を使って人力で漕いでいたものが昭和37年以降にエンジン搭載の船に代わり、現在の愛宕丸は2代目とのことです。ぽんぽん船という愛称ですが、現在の船はエンジンが変わってしまってポンポンという音は出ないみたいです。

浦賀の渡しのドッグ側景観

【西渡船場→東渡船場】の場合は進行方向左側に座るとこのように浦賀ドッグが見えます(乗船口となっている桟橋に接している尖ったデッキのような部分が先頭になって進みます)。

進行方向右側に座ると…

浦賀の渡しの海側景観

右側には東京湾(浦賀水道)が見えるので、こちら側の写真を撮っている人が多かったです。自分が写りたい人もこちらをバッグに撮っていました。見栄えという点では東京湾側の方がいいかもしれないですね。まあ、あっという間に向こう岸に着いてしまいますが。

浦賀の渡しが通行する航路は浦賀海道と言って市道2073号線に認定されています。

浦賀の渡し東渡船場

東渡船場に着きました。

東渡船場のボタン

こちら側にも同じように乗船ボタンがあります。

船が西渡船場にいて近くにタンクローリーがいる時は燃料補充中なので、乗船ボタンを押してしばらく待って下さいという注意書きがありました。

御船印の購入方法

浦賀の渡しの御船印

御船印は300円でした。船内で運賃を払う時に一緒に購入します。日付は入っていないので帰宅してから自分で記入しました。

第49社の株式会社トライアングルは神奈川県内3カ所で運航する船でそれぞれ御船印が購入できます。(いずれも300円)

・浦賀渡船船内【浦賀の渡し】

・三笠ターミナル【猿島航路】

・汐入ターミナル【軍港めぐり】

あとの2つも早いうちに乗船したいと思っています。

浦賀の渡しと愛宕丸について

浦賀の渡し

浦賀の渡しに使われている船は「愛宕丸」と言い、西浦賀町にある愛宕山が名前の由来となっています。船はこの1隻だけなので、点検などの時には代わりの船はなく運休となります。

なんか変わった形の船だなと思ったのですが、公式サイトを見てみると、かつて行われていた東叶神社の祭礼時に神輿を運んだ船「御座船(ござせん)」をイメージしていると書かれていました。

以前は生活になくてはならない存在の船で最盛期(大正時代)には1日1000人以上が利用したそうですが、この日は観光客とおぼしき人しか乗ってなかったです。普段はどうなんだろう、生活にも使われているのでしょうか。

浦賀の渡しが良く見えるカフェ・エルマール

カフェエルマールの建物

東渡船場のすぐ横にエルマールというカフェがあったので入ってみました。テラス席から浦賀の渡しが行き来する様子がよく見えます。

エルマールのテラス席より

テラス席はテーブルが3つだけなのですが、席が空いていればこんな風に楽しめます。

浦賀のマリーナ

浦賀ボートパークというマリーナのような場所もよく見え、

カフェエルマールから見える船

時々はモーターボートなどの船も前を通りました。

カフェエルマールのランチ

エルマールはセルフのカフェなのですが、ドリンクやスイーツだけでなく、ランチもボリュームがあって美味しかったです。今回は縁結び&お抹茶セット1320円。食後にお抹茶とお菓子が付きます。

◆エルマール浦賀テラスカフェ

営業時間11:00~17:00
定休日不定休
駐車場3台(無料)
公式サイトFacebook

感想

港を挟んで両側に神社があり、両社を繋ぐ参拝方法が渡し船というのはなんとも風情があります。

向こう岸は近くに見えるので乗船時間もたった3分であっという間。地元に馴染んだ昔ながらの渡船というよりは観光的な感じもするけど(運賃的にも)、江戸時代から続く渡船が今も残っていて、誰でも気軽に利用できるというのはいいですね。

そして渡船は乗るだけなく眺めるのも楽しかった。カフェのテラス席から渡船を見ていると、この日は乗船客が途切れることなく来て、団体さんまでも来て、全く休む間もなく渡船が行き来していました。途中で船頭さんは交代していたようですが、賑わいが戻ってきたようでなんだが嬉しい気持ちになりました。

(おわり)

浦賀の渡しの情報まとめ

◆西渡船場西浦賀1-2-19先
京急線浦賀駅から徒歩16分
京急バス、京急久里浜駅方面「紺屋町」すぐ
◆東渡船場東浦賀2-19-10先
京急線浦賀駅から徒歩15分
京急バス、かもめ団地、観音崎方面「新町」徒歩3分
運航時間7時~17時
公式サイトhttps://ponponsen.jp/
公式ツイッターhttps://twitter.com/uraganowatasi
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