【新門司港→東京港 2泊3日】オーシャン東九フェリー どうご乗船記!徒歩での乗り方や注意点

フェリーどうご甲板

今回の福岡への旅、行きは東京から博多まで高速バスはかた号に乗りましたが、帰りは1度乗ってみたかったオーシャン東九フェリーを選びました。北九州の新門司港から出発し、徳島港を経由して有明の東京港までの2泊3日の船旅です。

オーシャン東九フェリーはびざん、しまんと、どうご、りつりんの4隻で運航していますが、今回はフェリーどうごに乗船。どのフェリーも2016年就航の新造船です。

国内とはいえ2泊3日と乗船時間が長いことと、送迎は?揺れは?電波は?食事は?と気になることが結構あったので、乗り方や注意点をまとめてみました。

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スケジュール

私はいつものごとく徒歩での乗船。このスケジュールは今回の旅で木曜日に乗船した時のものですが、金、日曜、祝日は時間が異なるので公式サイトで確認を。

■送迎(行き)※予約不要
JR門司駅発 1日目17:50
新門司港(オーシャン東九フェリー)到着1日目18:15
■フェリー
乗船手続き開始
乗船開始1日目18:30
(北九州)新門司港出発1日目19:00
徳島港到着2日目9:20
徳島港出航2日目11:20
(東京)有明港到着3日目5:30
■送迎(帰り)※船内で要予約
東京港3日目5:45
りんかい線国際展示場駅3日目5:50頃

JR門司駅から新門司港までの送迎

■送迎※予約不要
料金320円
集合場所JR門司駅 3階改札前
送迎出発時間17:50 (日曜、祝日は16:50)
※送迎の出発時間は変更の場合もあるので公式サイトでご確認ください           

新門司港のオーシャン東九フェリーの乗り場ってどこなのかと思ったら、想像と全く違いました。JRの走っている西側の海沿いではなく、全く逆の東側ですね。こんな場所にどうやって行けばいいのかと思ったら送迎サービス(1人320円)があります。

徒歩で乗船する人は送迎サービスを利用できます。予約は不要で、JR門司駅を17:50(日曜、祝日は16:50)に送迎車が出発するので、10分前までに集合します。送迎料金は1人320円です。

港に行くので門司港駅と間違えやすいですが、JR小倉駅からひとつ先の「門司駅」です。

JR門司駅の改札はひとつだけです。改札を出ると待合ベンチがあるので、ここで待ちます。

出発時間の少し前になると、待合ベンチの向かいにある柱の前に送迎車の運転手さんが来ます。

この黄色い旗を出して待っているのですぐ分かります。

こちらから声を掛けて送迎を利用したい旨を伝え、320円を払います。時間になったら運転手さんと一緒に駅前に停めてある車に向かいます。

お!普通にタクシーだった。

今回は2名だけの利用。人数が多くなると必要に応じて台数を増やすみたいです。今回遅刻した人がいたようで、もう1台迎えに行くようにと無線でやり取りしていました。

オーシャン東九フェリー建物

25分ほどで新門司港にあるオーシャン東九フェリーターミナルに着きました。途中寂しい山道を超えて行き、とても歩いて行ける感じではなかったです。そもそも7.6㎞離れているし。

同じ新門司港には大阪南港へ行く名門大洋フェリー、大阪泉大津港、神戸港行きの2航路がある阪九フェリーがあるのですが、会社ごとにターミナル(乗り場)が独立して作られていて、それぞれかなり離れた場所にありました。

建物のすぐ横に今回乗るフェリーどうごが待機していました。これ見ると気持ちが高まってくる!!

フェリーターミナルでやること

まずは乗船手続き

1階入口から建物の中に入ります。

1階には北九州の観光案内の展示や飲み物とタバコの自販機くらいしかありませんでした。フェリー内に喫煙所はありますが、タバコの販売はありません。

案内板にしたがって2階の乗船発券カウンターに向かいます。

2階に上がると乗船発券カウンターがあります。

今回はネット予約(当日窓口支払いを選択)が済んでいたため、窓口でフルネームを伝えて支払いをするだけで乗船券が発行されました。

電話予約や予約なし(当日窓口で購入)の人は、窓口に置いてある書類(乗船名簿)に住所氏名等の必要事項を記入して乗船券の購入をします。

手続き開始は出港2時間前の17:00から。公式サイトには遅くとも出港の1時間前までに手続きするようにと案内がありますが、送迎タクシーでの到着が出港45分前で、手続きはすぐ終わり、徒歩での乗船開始(出港の30分前)まで少し余裕がありました。

オーシャン東九フェリー乗船券

今回は2等洋室(相部屋)という1番リーズナブルな部屋です。

ターミナル内は特に何もない

徒歩の乗船開始は出港30分前なので、ターミナル内を散策することにしました。が、自販機とゲームコーナー以外は何もなかったです。簡単な売店すらなくて、福岡に来たのに博多通りもんを買わずに帰ることに。展望デッキのような場所もなく、びっくりするくらい非常にシンプルな造りでした。

こちらは乗船待合ルーム。車の人は自分の車内で待つので、ここは徒歩乗船の人しかいません。私の他に5人くらい。

待合室のゲーム機

乗船待合ルーム内にあったゲームコーナー。徒歩乗船の人数よりも多い台数!

乗船開始

出航の30分前、18時30分になると乗船開始のアナウンスがあり、待合ルーム内にある乗船口の扉が開きました。

この突き当りがもうフェリーのデッキで、1人係員が待機していて誘導を行っていました。

係員がいた場所から右を見たところ。ここはフェリーのデッキです。この先に船内入口があります。待合ルームと搭乗口、船内の乗客が利用するフロアは全て同じ階にあり、徒歩で乗船する場合は階段やエスカレーター等での上り下りはありませんでした。

船内は四国をイメージしているとのことで、入口のマットもみかん色。フェリーを運航するトランスオーシャン株式会社は徳島に本店があります(本社は東京)。

この船内入口にも1人係員がいて客室と帰りの送迎の案内をしてくれました。

船内案内

フェリーどうごはひとつの階に乗客が利用するスペースがまとまっていて、最上階のデッキに出る時以外は階段を上り下りする必要がありません。これは結構楽。バリアフリー個室もありました。2016年に出来た新造船フェリーのため内部はとてもきれいでした。

インフォメーションと売店

搭乗口近くにあるインフォーメーション。このフェリーの案内係は男女1名ずついて、船内案内図を見ていただけでも声を掛けてくださるなど親切でした。ただ、常時インフォメーションが開いている訳ではなくて、時間が限られています。

インフォメーションではフェリーどうごのグッズや北九州、徳島、東京のお土産が売られていますが、規模としてはとても小さいです。

写真撮影用の船長服の用意がありました。興味あったけど1人ではしゃぐのもなと思って遠慮。

客室(今回は2等洋室利用)

オーシャン東九フェリーの所有4隻はすべてシンプルフェリーなので、スイートやデラックスルームのような豪華な客室はなく、簡素な個室か2等客室(2段ベッド)となります。どの客室もトイレや風呂は共同でアメニティの用意はありません。2名個室を1人で利用することもできます。(料金等は後の項目でまとめます)

■相部屋
2等洋室(8名相部屋)11室(うち女性専用室1室)
2等洋室(16名相部屋)4室
■個室
2名個室(1~3名まで利用可)14室
4名個室14室
2名個室 with ペットルーム2室
2名個室 バリアフリールーム6室
テレビ冷蔵庫コンセントタオル歯ブラシ寝巻スリッパ
相部屋××××× ×
個室××× ×

今回利用したのは2等洋室です。相部屋ですが男女別になっているようで乗船券に記載がある「B17・16上」の部屋に来てみると婦人専用室でした。

ドアを開けて中に入りました。8人部屋ですが、2段ベッドが4つ並んでいます。

相部屋と言ってもプライバシーに配慮した造りで、カーテンもあります。ジュータンの大部屋に並んで寝る感じではありません。2段ベッドも向い合わせではなく片側は壁になっています。これなら別に個室じゃなくてもいいかなという感じ。

カーテンを閉めるとこんな感じ。狭いけどまあ個室感はある。

東京までこの婦人専用室には私1人だけだったので、他の人がいた場合にどれくら気になるかはわかりません。他の長距離フェリーもそうだけど、女性1人で乗船する人はあまりいないので、相部屋でも1人で独占できることが多いです。(そういう保証はないですが)

各ベッド内ですが、マットレスの上に敷きマット、後は掛布団、毛布、枕が置いてあります。タオルや歯ブラシ、スリッパなどのアメニティは何も用意されていません。相部屋だけでなく個室も同様。(船内の自販機で買えます)

リネン類はシーツ2枚、枕カバーが1枚置いてあり、自分でセットします。

シーツ1枚はマットに普通に敷き、もう1枚は掛布団の下に置いて顔に当る部分を掛布団の上に折り返してカバーします。シーツ2枚の間に挟まって寝るイメージ。

2等洋室内のハンガー
2等洋室内の照明と小物入れ

ベッド内にハンガー1つと、枕元に照明、コンセント1つ、小さな小物入れがありました。テレビの設置はありません。

室内の入口脇に空調のスイッチがありますが、運転のON、OFFの使用はできないようになっています。温度調整はできました。

各室内にゴミ箱と手指用のアルコールスプレーの設置がありました。個室にあって2等洋室にないのは窓。室内から海を眺めることはできません。

レストランはなし、ここは冷凍自販機天国

どうごリラクゼーションスペース

フェリーどうごにはレストランがありません。2泊3日の間の食事はどうするのと思うかもしれませんが、オーシャンプラザというメインの共有スペースに冷凍の自販機がずらっとならんでいます。お弁当や飲み物などの持ち込みも可。自炊スペースはありません。

■一応和食から洋食まである

牛肉と玉ねぎが光る豚焼肉丼 550円
野菜たっぷりカラフルひれカツ丼 550円
銀座流チーズカレードリア 500円
ナポリタン 500円
助六寿司400円
やわらかカツサンド 400円 などなど

■値引きになっているセール品もある
ミートソース 400円
鶏むね肉を使ったふんわり親子丼 350円 など

■つまみになるものも
宮崎やきとり4本セット 900円
熱田塩ホルモン 700円
ジャンボしゅうまい 600円 など

■安く済ませたい向け


かき揚げそば 300円
ちくわ天うどん 300円
カップラーメン各種 140円~

レトルトのご飯、缶詰め、煮物などのおかずなどもありました。飽きないように工夫はされていると思います。

冷凍なので電子レンジで自分で温めます。温め時間は調べなくてもよく、各自販機に書かれているアルファベットの電子レンジに行き、商品名の番号ボタンを押すだけです。

それでも電子レンジの失敗例の写真がたくさん貼ってある。ボタンを押し間違えておにぎり爆発とかカツサンド丸焦げとか。滞在中にも案内係の方が激しく食品が飛び散ったレンジ内を掃除していたので何か事件があったのかも。

冷凍自販機のあるリラクゼーションスペースには、しょうゆ、ソース、マヨネーズ、からし、箸、スプーン、使い捨ての皿、紙コップ、ナプキン、ラップの用意がありました。

煎茶(熱、冷)、ほうじ茶(熱、冷)、冷水、お湯はいつでも自由に飲めるようになっています。カップ麺用の熱湯は日清カップヌードルの自販機の隣にあり、こちらも自由に使えます。(持ち込みのカップ麺にも利用可)

自炊は出来ないですが、流しがあり、食器用洗剤とスポンジの設置がありました。持ち込んだカップを洗っている人を見ました。

1人用のカウンター席も多数。窓際の海の見える席でよく食事をしていました。

酒の自販機について

ビールや缶チューハイなどのお酒の自販機もあります。ただ、夜23時~朝5時までは販売休止となっていました。新門司港ターミナルにも掲示があったのですが、別会社のフェリーで船内で飲酒後に車を運転し、重大事故を起こした事件があったためだそう。自販機での販売は制限されていますが、徒歩で乗船の人などが23時前に購入したり持ち込んだものを夜中に飲むのは構わないようでした。

寛げる共有スペース

自販機のあるオーシャンプラザは人が結構いるけれど、マッサージ機のあるリラクゼーションスペースはあんまり人も来なくて静か。

ここはフォアードロビー。さらに人が来ないので静か。

フォアードロビー進行方向
進行方向の海が見えて楽しいので、昼間はかなりの頻度でここにいました。

24時間利用可!展望風呂とシャワー室

フェリーの楽しみのひとつ展望風呂。嬉しいことにオーシャン東九フェリーは24時間好きな時にお風呂に入れます。シャワーも同じく24時間利用可能。

ドアを開けた所に下駄箱。最初に靴を脱いで入ります。

無料の鍵付きロッカーがあります。(コイン不要)

カランは8つあり、隣とは仕切りがしっかりとあります。

リンスインシャンプーとボディソープが備え付けてあります。リンスインシャンプーなのがちょっとなと思って私は持参のものを使いました。自販機でも資生堂TSUBAKIのお風呂セットが売っていました。

明るい時間帯だったら海を見ながらお風呂につかることができます。客室にいる時はあんまり揺れは気にならなかったけど、お風呂に入っていると湯船のお湯が左右に揺れるので船に乗っているんだなと実感。

こちらは浴室とは別にあるシャワー室。3室ありました。

ドライヤーは備え付けのものがありますが、例の威力が弱いタイプ。

脱衣所に冷水器がありました。ペーパータオル以外のアメニティの用意はありませんでした。バスタオルはインフォメーションで、その他の歯ブラシやフェイスタオルなどは自販機で購入できます。

広々した洗面所はメイクスペースもあり

どうご洗面所
どうごパウダールーム

トイレはもちろんウォシュレット。女性の乗客の数に比べてとても多い洗面台とパウダールーム。相部屋であってもここで化粧したりできるので便利でした。

アメニティの自販機

バスタオル販売中の掲示物
アメニティ販売の掲示物

このフェリーは全て2等客室なので個室であってもアメニティはなく、必要なものは持参するか自販機で購入する必要がありました。

最低限ないと困るのはタオルと歯ブラシ。タオル・歯ブラシセットで150円。

資生堂のお泊りセット(クレンジング、洗顔、化粧水、乳液、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ヘアブラシ、ボディタオル)460円。あと酔い止め薬も自販機で売っていた。

その他の施設

どうごの洗濯ルーム

洗濯乾燥機が2台。移動中に洗濯ができて重宝しました。

洗濯乾燥(標準3㎏)130分600円
洗濯乾燥(少量1.5㎏)100分500円
洗濯のみ 40分400円
乾燥のみ 30分100円

スマホ充電器の貸し出しはないけど、無料の充電BOXが置いてありました。

どうご船内のゲームコーナー

娯楽が少なく、電波も繋がらないためか結構人気だったゲームコーナー。

どうご船内のキッズルーム

小さな子供さん向けのキッズコーナー。ここも誰かしら使っているという感じでした。

デッキに出てみると

展望デッキは階段を上がってひとつ上の階へ。

デッキはとても気持ちが良いです。けど、大きいフェリーの割には自由に散策できるスペースが限られていました。しかも高いフェンスでがっしりとガードされているので高所恐怖症の私でもフェンスぎりぎりまで近寄れました。

夜、星を見たらきれいなのではと思ったのですが、夜間は展望デッキへ出ないようにと書かれていました。このフェリーはフェンスが高くて投げ出されるような心配もなさそうですけど、安全のためには仕方ないですね。

徳島港に寄港

徳島港フェリーターミナル

2日目の9:20に徳島港に到着。ここで降りる人は少なかったですが、乗ってくる人はまあまあいました。ほとんどは年配のご夫婦やご家族で個室に入っていきました。

2時間後の11:20に出航なんですが、東京までの乗船客は途中外出はできません。公式サイトを見るとペットのお散歩は可となっていました。

東京港から国際展示場駅への送迎予約

オーシャン東九フェリー送迎のお知らせ
オーシャン東九フェリー送迎者利用券

話しが戻りますが、新門司港で乗船してすぐに東京港からの送迎の案内がありました。

東京港からりんかい線国際展示場までは送迎サービス(1人210円)がありますが、ワゴン車1台のみで定員9名となります。予約の締め切りは2日目徳島港から出港後の13時までなので必要な人は早めにフェリー内の受付で予約をしましょう。予約をしないと送迎サービスを利用できません。

予約を忘れた時やすでに満席だった場合、路線バスはないですが、東京港から最寄りのゆりかもめ東京ビッグサイト駅までは2㎞程度なので歩いても20分ほどです。以前歩いたことがありますが、巨大な物流倉庫が並ぶエリアで、道も広くて歩きやすかったです。また都内なので普通にタクシーを呼べばすぐ来ると思います。

東京港に到着

東京有明港

3日目の早朝に有明にある東京港に到着。まだ暗いです。

到着時間は5:30予定でしたが、5:15に着岸、5:20には徒歩乗船者の下船が開始されました。

朝は結構バタバタで、4:50には係員が部屋の電気を点けに来て、5:00には下船案内の放送、5:05には「下船の用意ができましたらオーシャンラウンジにお集まりください」と部屋まで来て案内がありました。最低でも4:30に起きていないと化粧は無理で、電気点灯の4:50に起きてしまった私は洗顔と歯磨きだけが精一杯でした。(荷造りは前日にしておいた) 

人道橋を渡り、案内通りに進むと東京港フェリーターミナルの入口に出ます。

すでに東京港の入口前に送迎車が待っていました。予約した人が揃い次第の出発となります。9人定員ですが、この日は8人乗っていました。5:40出発。

国際展示場前駅

10分ほどでりんかい線国際展示場駅に到着。

大崎方面(新宿、池袋)の始発は5:44、新木場方面は5:29なので、すでに電車は動いていました。

新宿まで30分ほどなので、そんなに不便な場所ではないですね。

国際展示場駅から東京港への送迎について

東京港から乗船して徳島や北九州に行く場合も送迎があります。出航に合わせて4~5便あり、予約は不要料金も無料です。駅前ロータリーにある都営バス4番乗り場から出発します。

注意点やアドバイス

現金を用意しておくこと

船内は自販機が多数あって何でも売っていますが利用できるのは現金のみです。クレジットカードや交通系ICカード、paypayなんかも一切使えません。

2泊3日の長旅ですし、途中の徳島で停泊時間があっても外出はできないので、とにかく現金を忘れずに。新門司港のフェリーターミナルにはATMはないので、門司駅で送迎車に乗る前までにコンビニや銀行に寄っておくといいです。

貴重品の管理について

2等相部屋はベッド周辺に金庫やロッカーの設置はありません。オーシャンプラザ近くにある貴重品ロッカー(無料、100円返却式)があるのでこちらで管理を。私は預けているのを忘れて下船する可能性が高いため、小さめのバッグに貴重品を入れて常に持ち歩いていました。風呂には鍵付きのロッカーがあります。

もう少し大きな荷物を入れられるロッカー(写真左)もあります。こちらは有料(小100円、大200円)

食事について

レストランはありません。自販機の種類が多くて選ぶのに困るほどですし、値段もメイン食事系(丼もの、パスタなど)であれば500円前後と高くはないです。

けれど自販機では味気ないと思ったり、もっと節約したい人は持ち込みも可。門司駅近くにゆめマート門司というスーパーがあって、ダイソーも入っていました。小倉駅まで行くと駅構内で駅弁や福岡土産(博多通りもんもあった!)が売っています。

何かしらの娯楽を用意しておいた方がいい

レストランがないことからわかるように旅行者を楽しませようという工夫はあまりありません。旅客に力を入れているフェリーだとシアター上映やコンサート、星空観察会、カラオケルーム、などがありますが、東九オーシャンフェリーはそういうのがありません。暇を持て余しそうという人は映画や本をダウンロードしておくなど、何かしらの用意をするといいと思います。

個室だとTVが付いています。相部屋だとTVの設置はないですが、共用スペースの何カ所かにありました。あと小さいゲームコーナーがあります。

最大の娯楽は大浴場だと思うので、海を見ながら風呂に浸かり、ビールを飲みながらゴロゴロするというのが至福でした。(サウナと水風呂がないのが残念)

Wi-Fiと電波の繋がりやすさについて

船内にWi-Fiはありませんでした。新門司港を出てしばらく、徳島港停泊時とその前後(合わせて4時間くらい)、紀伊半島が見えている間は繋がりましたが、後は時々弱々しく、全く途切れたりと使えないことが多かったです。特に2等客室内では繋がりづらく、オーシャンプラザなどの共有スペースに行く必要がありました。個室は全室オーシャンビューなので2等客室よりはマシだと思います。

持って行くと便利なもの

このフェリーは個室も含めて全室2等客室なので、どの客室であっても寝巻、スリッパ、タオル、バスタオルの用意がありません。タオル、バスタオルと使い捨てスリッパは自販機で売っていますが、持参するといいかもしれません。

私は大きめのフェイスタオルとビーチサンダル(スリッパの代わり)を持参し、寝巻にもなるトレーナーとユニクロのステテコパンツで過ごしていました。

東京港から国際展示場駅までの送迎予約はお早めに

東京港到着後の送迎は1便のみで、定員は9名です。他の方のブログなどを見ると数名だけだったという記述が多いですが、今回は8人乗っており、予約は早い者勝ちとなります。都内ですし何かしらの移動手段はあると思いますが、乗船後早い段階で送迎の予約をしておいた方がいいと思います。

送迎予約は2日目の13時で締め切るので、私は乗船してすぐに船内受付で予約(210円)しました。

相部屋で女性への配慮はあるのか

WEB予約した時には「2等洋室」(相部屋)とだけで婦人専用室などの選択肢は出てこないのですが、当日乗船券に記載の部屋に行ってみると婦人専用室でした。混雑した時はこの限りではないと思いますが、基本的に女性1人で2等洋室(相部屋)を予約した場合は婦人専用室になるのでは。

今回GOTO期間で普段大きな割引などない東九オーシャンフェリーはさぞかし混雑しているのではと思ったら、婦人専用室は私1人だけだし、おそらく混雑することもなさそうな気が。

あと、船内係員は男女1名ずついて、婦人専用室の消灯や朝の電気点けの時には女性の係員の方が来てくれていました。相部屋は鍵がかからないですが、受付に近い場所に配置があるのも配慮なのかなと思いました。

フェリーの揺れについて

今回は波も穏やかでそんなに揺れは感じませんでした。船酔いしているような人も見かけず、快適に過ごせました。ただ瀬戸内海のような穏やかな海ではなく外海を通るので、海の状態によっては揺れることもあると思います。心配な人は酔い止めを飲んでおいた方がいいと思います。船内自販機でも売っていました。

割引のあるWEB予約は2日前まで可

あんまり割引やキャンペーンなどないオーシャン東九フェリーですが、WEB予約でクレジット決済まで済ますと徒歩乗船の場合1,000円引きとなります。ですが、WEB予約は2日前の23:59までなので注意

前日や当日といった直前は電話予約だけになってしまいます。WEB割引がないだけでなく、電話予約は平日の昼間10時~15時しか受け付けておらず、それ以外だともう当日フェリーターミナルまで行って乗船券を買わなくてはなりません。徒歩乗船だと当日でも満席になることはないと思いますが、当日だと手書きで乗船申込書に必要事項を記入したりとちょっと時間がかかって面倒です。

運賃について(片道、徒歩乗船)

少しでも安く予約するには

今回乗船した新門司港→東京港(2等相部屋)で比べてみます。

通常学割WEB割(※2)旅行会社(※1)
18,88015,10017,88015,100円+送料510円

※1 オーシャン東九フェリーの公式サイト内にリンクがあるクルーズシステムという旅行会社で申し込むと20%引きになるようです。送料は510円かかりますが、クオカード500円分がついてくるのでほぼ相殺されます。

ただし、チケットを郵送するので出発の5日前が最終受付なのと、キャンセル料(20日前から20%、その後は段階的に上がる)がかかる点に注意が必要です。そして受付は電話だけです。出発まで時間があってチケットの受け取りができ、よほどのことがない限りキャンセルはしないという人向けです。年末年始やお盆などの繁忙期の販売はありません。

※2 公式サイトからWEB予約してクレジット決済をした場合、1,000円引きとなります。WEB予約は乗船2日前の23:59まで。WEB予約は前日までキャンセル料無料なので安心感があります(WEB上で手続き可能)。事前クレジット決済をしても、実際に購入処理がされるのは当日窓口でチェックインした時です。

オーシャン東九フェリー公式

1人で個室を利用するには

以前は個室を利用するにはルームチャージ制だったため1人で利用する場合は割高でした。現在は何人で個室を利用しても1人ずつの追加料金となるため、1人で個室を利用した方がお得になりました。東京⇔新門司は1人4,000円、東京⇔徳島、徳島⇔新門司は1人3,000円を追加で支払えば個室を利用できます。

ちなみに今回の運賃

今回はGOTO期間だったので、当時の2等通常運賃17,340円から35%引きとなり、11,280円(+地域共通クーポン3枚)で乗船できました。

感想など

メリット

・新造船フェリーですごくきれい

・通常あまり混雑がなく、ツアー客が乗り込んで来ることもない

・長くフェリーに乗っていられる

・女性への配慮のあるフェリーで安心感がある

・(個人的なことだけど)東京まで行くので家まで近い

デメリット

・レストランがなくて自販機だけ

・娯楽が少ない

・Wi-Fiがなく、電波が繋がらない時間が長い

・大浴場にサウナと水風呂がない

・東京港到着が早朝すぎてツライ

・あまりキャンペーンや割引がない

まとめと感想

すっごくきれいなフェリーだったことと、2等相部屋でもまわりが気にならないカーテン付きのベッドで快適に過ごせました。豪華な部屋やレストランがないのでツアーに組み込まれることもないようで、GOTO期間なのに乗客は少なめでゆったりと過ごせてよかったです。女性の係員もいて、2等相部屋には婦人専用室の用意もあって安心感がありました。

フェリーに乗ると「え、もう降りるの!降りたくない!!」と思うことが多々あるのですが、2泊3日乗船できるので思う存分海を見て、風呂に入って、酒を呑みながらぐだぐだとできました。

ただ、娯楽が少ないので、暇を持て余しそうな人は何かしら用意(映画とか本とか)をした方がいいです。それと電波が繋がらない場所が多いので、もうスマホを見るのは諦めました。

3日目、東京港に着いて下船までが思ったよりも早く、かなりバタバタ。5時前に室内に電気が点いたら怒涛のように準備して集まるようにとアナウンスがあり、慌ただしいなと思いました。5時半に着くのも早すぎる。

それと個人的に1番ネックとなるのが運賃。今回はGOTOで35%引きだったけど、あまりキャンペーンなどはやらないので気軽に乗るには高いなと思います。2021年に就航した東京九州フェリーの2等が12,000円なので、同じような航路なのに2万円近いのは…。まあ東京九州フェリーは安く乗せてレストランなど船内サービスでお金を使うタイプのフェリーなので単純比較はできないですが。

朝バタバタしていてデッキに出られなかったけれど、次回は東京ゲートブリッジ通過やお台場の様子をちゃんと見たいと思います。楽しかった!また乗りたいな。

(おわり)旅行時期2020年10月

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