羽田空港は早朝便に合わせて営業を開始するお店が結構ありますが、その中でもひときわ早く朝5:30から営業する「ひとしなや あさごはん」で朝食を食べてきました。第1ターミナルの出発ロビーにあるので、美味しい純和風の朝ごはんを食べてから飛行機へ。私はお米が大好きなのですが、ここのお店のご飯の美味しいこと!朝ごはんにしては少々値段は張りますが、その分幸せな気分で旅に出ることができると思います。
ひとしなやの場所

ひとしなやがあるのは第1ターミナル。2階の出発ロビー(北ウイング)にあります。
出発ロビーには順に時計が並んでいて、それぞれ番号が付いているのですが、ひとしなやは3番の時計台の前あたりです。



お店は3つに仕切られていて、メニューによって入口が変わってきます。「どんぶり」「あさごはん」「十割そば」と並んでいるので、今回は真ん中にあるあさごはんへ。
この写真は11時頃なので空いていますが、朝や昼時は5~10人程度の待ちが発生していることが多いです。ただ、提供も早いですし、回転はよいので長時間待つということはないと思います。
大きな荷物があっても大丈夫
座席は全てカウンター席です。厨房を囲むようにコの字型にカウンター席があるのですが、各座席の後ろは通路がかなり広く取られているので、大きなキャリーケースを持って入っても邪魔になることはありません。基本的に荷物は自分の座席の後ろに置くのですが、キャリーを置くスペース以外にも、腰の高さくらいの広めの荷物入れが各自備え付けてあり、かなり便利。
メニュー

ひとしなや あさごはんの基本的なメニューは3つのお膳です。(金額はすべて税込み)
鮭膳 1,600円
白粥膳 1,700円
茶漬膳 1,700円
この他に、ご飯のおともとデザートがあります。
蔵王地養卵 150円
白なめたけと明太子 200円
紀州南高梅の梅干し 150円
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ほうじ茶ソフトクリーム 380円
鮭膳

◆鮭膳
焼き物(鮭の塩焼き、酢蓮、玉子焼き、そめおろし)
小付け(出汁豆腐、青菜のお浸し)
季節のサラダ、ご飯、季節の汁物、香の物(三種盛り)
※ご飯おかわり自由
1番基本的なメニューなのかなと思って最初に頼んだのがこちら。その後も1番多く注文しているのが鮭膳でした。

肉厚の塩鮭と玉子焼き。この組み合わせは嫌いな人はいないのでは。

季節の汁物は、なめことわかめの味噌汁でした。


小鉢や香のものまでこだわっている感じで、ご飯が進みます。(当然のようにご飯をおかわりしました)
茶漬膳

◆茶漬膳
九種の小鉢、そぼろ三種、ご飯、茶漬け
※ご飯おかわり自由
茶漬膳は小鉢の種類が多くて楽しい。

小鉢は季節によって変わりますが、この日は鶏肉のローストとブリ。出汁豆腐と青菜のお浸し。

右側のお重には、だし巻き玉子と明太子、昆布の佃煮、たけのこの煮つけ、おから、香のもの。この他、9つ目の小鉢として梅干しと塩昆布が付いてきます。

こちらは茶漬け用の出汁とそぼろ三種。


白いご飯とおかずで楽しんだ後、梅干しと塩昆布でシンプルな1回目の茶漬けを。そしてご飯をおかわりした2回目は鮭そぼろ、高菜、明太子の華やかオールスターズで。
米がすごくうまい

厨房の中央にある2つの大きなお釜でご飯を炊いていて、そこからご飯をよそってくれます。もっちりしていて甘みがあって、とにかく美味しい。ほとんどの人がおかわりしていました。
どこのお米かと思ったら、千葉県多古町(成田空港の近く)の契約農家で栽培されているこしひかり。過去には皇室の献上米に選ばれたこともあるそうで、このお店に行ってから千葉のお米の評価がぐっと上がりました。
感想など

公式サイトによると、こちらのお店は出汁の専門店とのこと。席について最初に出されるのも温かいお出汁でした。第1ターミナルは国内線ですが、海外から帰って来た時に飲むと出汁が心底染みると思います。
人気のお店なので列が出来ていると思いますが、提供が早くて回転もいいので、10人くらい並んでいても15分程度で入店できることが多いです。カウンターだけのお店なので1人でも気軽に利用できるのも嬉しいところ。
炊きたての白いご飯が好きなのでまだ食べてないですが、白粥膳もそのうち食べてみます。
それでは楽しい旅を。
※例の疫病の影響で短縮営業中。来店の際は最新情報をご確認ください。(2023年4月現在)
羽田空港各店舗営業時間一覧(羽田空港公式サイトより)
場所 | 第1ターミナル2階(出発ロビー) |
営業時間 | 5:30~15:00(L.O.14:30)※ |
定休日 | なし |
公式サイト | 東京エアポートレストラン公式サイト 成田空港公式サイト |