ほぼ青春18きっぷでゆるく日本縦断5日間(札幌→熊本)【3日目】

札幌からスタートした青春18きっぷの旅の3日目。本日は秋田県の横手駅から出発。以前、山形県の峠駅で立ち売りの「力餅」を買いそびれたことを思い出し、今回は買えるように逆算して(私にしては)早朝のスタートとなりました。それ以外はほぼひたすら列車に乗って静岡駅まで辿り着きました。座り過ぎてお尻が痛い。

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【3日目】横手駅→静岡駅(JR移動距離681.3km)

◆今日の教訓

別に距離を伸ばすことが目的ではないのに、先に先に進もうとしてしまいがちだった。きっと何かに取り憑かれたのだと思う。意識をしっかりと持ってマイペースで進もう。

3日目の移動
横手 7:12 新庄 8:43
新庄 9:32 山形 10:42
山形 11:07 米沢 11:55
米沢 13:08 福島 13:54
福島 14:19 郡山 15:07
郡山 15:33 新白河 16:12
新白河 16:20 黒磯 16:44
黒磯 16:50 →  宇都宮 17:41
宇都宮 17:56 →  二宮 21:05
二宮 21:14 →  沼津 22:21
沼津 22:23 →  静岡 23:16

横手駅から出発、新庄駅へ

6時半起床。起きられた。もう化粧は2日目から諦め、洗顔と歯磨きだけしたら後は日焼け止めとマスクで対応。しかたない、行かねばならぬ。

昨日、秋田のニューデイズで買っておいた秋田の名産品「いぶりがっこ」にチーズを載せた黄金のコラボ品、ちーずがっこを朝ごはん代わりに食べました。もう酒が飲みたいという感想しかありません。

しかも横手駅の改札前にはご丁寧に横手の酒が並んでいる。すべてを振り切って私は列車に乗車しました。(お酒を飲むと寝てしまう可能性が。せっかくの車窓が・・)

7:12発の新庄駅行きに乗車。朝ちゃんと起きられて予定の列車に乗れたこの喜び。ただ、前日の教訓も生かされず、飲み物食べ物を何も買わずに列車に乗ってしまいました。今日は大丈夫でしょうか。

見て!この奥羽本線の列車、テーブルが付いている!!

これは「飲み食いを自由にどうぞ、なんだったら秋田の地酒もいっちゃってちょうだい」ってことだよね。

はい、こんな時に限って飲食物一切持っていない。在来線の旅って車内で駅弁を食べるといったことが意外とできない(混雑やベンチシートのため)のに、チャンスをみすみす逃すとは。まあ車窓を眺めて心を癒すことに集中しましょう。

湯沢の辺り、かなり雪が深いです。

在来線と新幹線が仲良く並ぶ新庄駅

8:43に新庄駅に到着。この駅は山形新幹線の終着駅なのだけど、新幹線がお高くとまってなくて気さくに在来線と並んでいる所に好感が持てる。

詳しくは知らんが山形新幹線は本来は福島までで、福島⇔新庄間は新幹線車両が在来線に乗り入れているという扱いらしい。まあともかくこんな愛らしい並びが見られたので満足。

次の山形行きは9:32なので改札の外に出てみました。

新庄駅の改札を出ると、隣接して最上地方8市町村の拠点施設「ゆめりあ」があり、1階にはこの8:30から開いているお土産店「もがみ物産館」があります。喫茶店もありました。(開店は10時から)

もがみ物産館のこのお弁当にものすごく惹かれたのだけど、米沢駅で食べたい駅弁があったため今回はストップ。お店の前には広い休憩スペースがあるのでお弁当もここで食べられます。

新庄→山形→米沢駅へ

9:32に新庄駅を出発。ただただぼんやりと車窓を見ていました。寝てはいません。

順調に山形駅に10:42に到着。25分の乗換え時間ののち、11:07に米沢駅に向けて出発しました。ずっとぼんやり外を見てたんだと思います。はっきり言って何をしていたのか記憶がありませんが寝てはいません。

米沢に11:55に到着。次の福島行きの発車まで1時間あるので食べたかった駅弁を調達に行きます。

米沢駅で駅弁「牛肉どまんなか」を食す

米沢と言えば米沢牛ですよね。本格的に米沢牛を食らうのはゆっくりと旅行をした時にとっておき、18きっぷ旅の今回は手軽に駅弁で楽しむことにしました。駅弁「牛肉どまんなか」ってよく名前を聞くし、1度食べてみたかった。

米沢駅の改札近くに売店が。ここは新幹線ホームにもなっているので売店がいくつかあります。改札外のお土産店や駅前の工場直売店でも販売しています。

知らなかったのだけど、牛肉どまんなかは一般的な醤油味だけでなく、「しお」と「みそ」の3種類が。私は初めて食べるので冒険せずに醤油味を選びました。

甘辛く味付けした米沢牛のそぼろと牛肉煮がご飯とよく合う。「どまんなか」というのは山形県産のお米ブランドでふっくらとしていてこれまた美味しい。まだ作り立てなのかほんのりと温かかったです。ごちそうさまでした!

人気駅弁なので東京駅でも常時売っているし、デパートの駅弁大会でもよく見るけど、現地で食べるって3割増しで美味しく感じませんか。駅弁と言えども出来立てであまり時間が経っていないことと、なによりこの米沢の空気が美味しいのかも。

ただね、米沢駅は駅弁を落ち着いて食べられる休憩スペースがないので(私は在来線ホームにある待合所で食べた)、駅前に駅弁を販売している新杵屋のレストランがあるのでそこですき焼きなどで米沢牛を堪能するのもよいかもしれません。

山形もいろいろと地酒がある。今度ゆっくりと楽しみたいです。

米沢→福島駅、途中の峠駅で100年続く立ち売りの「力餅」を買う

米沢から福島への奥羽本線、昼は結構厳しい本数。山形から仙台を経由して福島に行く手もあるけれど、米沢→福島の途中にある峠駅で力餅を買いたいためこのルートで。以前、18きっぷで秋田まで行った時に通ったのだけど、山中の無人駅に列車に合わせて餅を売りに来るとは知らず、準備してなくて買えなかった経緯がある。しかもこの立ち売り、100年以上前から続いているんだって。在来線に乗らないと体験できない点もいい。

13:08福島に向けて出発。

静かに山を越えるローカル列車にふさわしい閑散さ。いいね。JR東日本としてはこんなんじゃやってらんねぇという感じでしょうが、旅行者としてはこれくらい空いていてのんびりと進む列車に乗れる喜びが。

この辺りはまたまた雪深く、途中雪も降っていました。

峠駅には13:25に到着しました。

この駅の停車時間は30秒。なんかドキドキするな。買えるのだろうか。駅に着く少し前に数名が席から立ち上がって列車最後尾のドア付近に。私も後に続きました。他にも買う人がいると思うと心強い。

列車は2両編成ですが、最後尾のドアに力餅の立ち売りの方が来てくれます。前に2人、私は3番目に並びました。

30秒しか停車しないんですよ。もたもたしないように力餅1箱の値段が千円だと事前に調べ、千円札を握りしめながら列に並びました。お釣りを渡す時間がないから千円ぴったりにしてるんですよね。それくらい停車時間が短いんですよね。が、先頭に並んでいた方が1箱に入っている力餅の数や値段、種類を質問し出して、しかも1種類しかないと思うのに悩み始めました。おおぉ・・・。買えなかったらこれは運命だと諦めよう。私は突如運命論者になり、この地にまた来られる機会ができて良かったじゃないかと自分で自分を慰め始めました。

しかし、それも杞憂に終わりました。2番目に並んでいた方は心得ていて立ち売りの方と阿吽の呼吸で購入が済み、私もぎりぎりで1箱買うことが出来ました。

買うことが出来て嬉しい。後で食べたのですが感想はまたのちほど。

福島→郡山→新白河→黒磯→宇都宮・・・

福島駅に13:54到着。福島は東北なのだけどほとんど北関東みたいなものだよな。旅という気分も薄れ、自分の日常圏内に戻ってきた感じさえします。しかも峠駅で念願の力餅を買えたため、今日のやる気は使い果たした感じが。あとは余力でどこまで行けるのでしょうか。

福島から14:19発の郡山行きに。

福島から50分ほど乗車して郡山に15:07到着。ここで乗り換え待ちが25分あるため改札近くの売店に行ってみることに。

 

郡山のご当地ドリンクである酪王カフェオレと会津のコカコーラ。他にお菓子などを購入して小腹を満たしました。次の新白河行きに乗って郡山を出発。

新白河駅に到着。もうこの辺りからは長い乗り換え待ちなどもなくぽんぽんと進みます。終点まで乗っては駅看板の写真を撮り、また乗換え。次は黒磯行きに乗り換えます。

黒磯に到着。いつの間にか関東に入りましたね。黒磯駅は栃木県にあります。また駅看板を撮って次の宇都宮行きに。黙々と駅看板を撮っては乗り換え。自分は自由人で型にはまったことができないと思っていたのですが、長い会社員生活の中で意外と社畜体質に染まっていたのかもと思ってしまいました。

宇都宮まで来ました。ただいま17:41。ここからは乗り換えなしに埼玉と東京、神奈川を一気に抜け、静岡県の熱海まで行くことも可能です。

しかし、せっかく途中で自宅最寄駅を通過するため、先ほど峠駅で買ったあの力餅をお土産として家族に渡そう。当日だったら固くもならず美味しく食べられるはず。めったに食べられないですしね。ついでに夕飯も食べてひと息ついてから旅を再開しようじゃないですか。

ここはどこ、はい神奈川県の二宮駅

17:56に宇都宮駅を出て、その後の記憶がなぜかありません。普通ここまで車内で爆睡するものでしょうか。18きっぷ旅って座っているだけなのに意外に疲れるのか。それとも延々と列車に乗っていることによって起こる脳内バグか?気づいたら帰宅ラッシュで満員の車内、場所は品川駅付近でした。もうここまで来てしまったのならば自宅に立ち寄るのは諦めましょう。先に進むのみです。峠駅の力餅は家族のことを思いながら私が美味しくいただくことにしました。

私が宇都宮から乗った列車は神奈川県の国府津行きだったのですが、ひとつ手前の二宮駅で乗り換えた方が階段を渡る必要がないとアナウンスがあり、それに従いました。

二宮駅で沼津行きに乗り換えて22:21に沼津駅に到着。もうすでに遅い時間なのだけど宿の多い静岡駅を目指します。この後、ネットにて静岡駅近くのビジネスホテルを予約しました。

沼津駅では2分の乗換え時間ののち、静岡行きに乗車しました。

今日の終着駅「静岡駅」に到着

着いた静岡駅!時間は23:16。よく考えると夕飯食べてないのでお腹が減っているのだけど宿までの道沿いに見える静岡おでんののれんを見ても疲れ果てていてお店に入る気力がなく、コンビニで食料を買う力も残っていませんでした。

大丈夫か私。

考えてみれば朝の7時過ぎからほぼずっと列車に乗り、何を好んでか秋田から静岡まで700㎞近くを移動したのですから。

そうそう私には峠駅で買った力餅がある。そう思って宿で箱を開けてみるとかなりの偏りとつぶれが。この力餅の型崩れとお尻の痛さが本日の旅の激しさを物語っています。

力餅は甘すぎず、とてもなめらかなこしあんが美味しい上品な饅頭でした。

今日も楽しかった。おやすみなさい。

(4日目につづく)

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