都電にぼんやりと乗って終点の三ノ輪橋電停まで来たのですが、ふと見ると降車ホームのすぐ横にある珈琲館に都電パンケーキの看板が出ていました。正直チェーン店に入るってどうなのよと思いましたが、ここ三ノ輪店だけのオリジナルメニューというのがあるんですね。都電もすぐ横で眺められましたし、パンケーキも美味しくて満足でした。
(旅行時期2021年6月)
都電三ノ輪橋電停ホーム脇に店舗がある
都電の終点である三ノ輪橋電停に着くと、降車ホームのすぐ横に珈琲館があるのが見えます。本当にホームの真横。
この都電荒川線は2017年に東京さくらトラムという愛称が決定したのに、私も都電と言ってしまい、なかなか定着しないですね。恐らくフェードアウトしてくのではと予想。沿線は桜の名所もなくはないけど(三河島水再生センターの辺りとか)、どっちかというと私は線路に沿って育てられている薔薇のイメージが強いですね。
都電ビューの特等席は3つだけ
この珈琲館に来たのは何度目かなのですが、たいてい1人なので奥の2人席に案内されていたように思います。この都電ホーム沿いの座席は4人掛けテーブル席が3つ。窓が大きいのでたいていの座席からも見えるには見えるのですが、やっぱり特等席に座ってみたいですよね。1人行動大好き人間にはハードルが高いのですが、今日はチャンス。店内はランチの時間が終わって閑散としていました。
お好きな席にどうぞと言われたので、「え、ここでもいいですか」と聞いたらどうぞですって。
こんな都電が間近に眺められる席に座れたのでもちろんオリジナル都電パンケーキ(430円)、そしてクリームメロンソーダ(520円)を注文しました。
都電パンケーキ以外にはオリジナルメニューはありません。
わ、近い。都電が到着するたびに間近に車両が見られます。すぐ脇のホームは降車専用ホームで、そのたび結構な人が降りてきてざわつきますが、降車なので立ち止まる人がいなくてあまり気にはなりませんでした。
都電パンケーキをいただきます
パンケーキが登場しました。
周りに線路、中央に都電が描かれているんだけど、都電だけくり抜いてあって躍動感が可愛いです。
一緒に添えられているのはマーガリン、生クリーム、メイプルシロップ。
もったいないのでしげしげと眺めつつ。
とりあえずいただきます。
家で作ったホットケーキのような優しい味のパンケーキでした。
珈琲館の一押しは注文が入ってから銅板を使って焼き上げるトラディショナルホットケーキとのことですが、この都電パンケーキも「楽しい気分になる」という点でなかなかポイントが高いです。
都電荒川線と三陸鉄道のGゲージ(鉄道模型の種類、1番大きい)が飾られていて、店内で都電グッズの販売もありました。なかなか鉄道色が濃い珈琲館でしたね。
以前は単に席を分けるだけの分煙でしたが完全禁煙になったので利用しやすくなりました。
それでは楽しい旅を。
珈琲館三ノ輪店の情報
住所:〒116-0003
東京都荒川区南千住1-17-8 ジョイシーズビル1F
アクセス
都電荒川線三ノ輪橋電停 0分
東京メトロ日比谷線三ノ輪駅3番出口 徒歩8分
営業時間 | 8:00~20:00 |
定休日 | 無休 |
タバコ | 完全禁煙 |
無料Wi-Fi | なし |
コンセント | なし |