釜山の繁華街、西面(ソミョン)にあるソラリア西鉄ホテル釜山に泊まってきました。
日系ホテルなのでフロントでのやり取りはもちろん、案内書きなども日本語で表示されていて安心感がありました。朝食が美味しかったりと満足なことが大半ですが、自分として使い勝手がよくない部分もあったため宿泊記としてまとめておきます。
※宿泊した2023年9月時点の情報となります。
宿のざっくりまとめ
宿泊料の目安(素泊まり、1泊1人利用)
シングルルーム:約8,000円~
ダブル、ツインルーム:約10,000円~
朝食:あり(18,000₩(約2,000円))
チェックイン | 15:00~24:00 |
チェックアウト | 12:00 |
大浴場・サウナ | あり(有料9,000₩) |
日本語対応 | ○ |
駐車場 | 提携あり(5,000₩/泊) |
ホテルへのアクセス
地下鉄1号線、2号線の西面(ソミョン)駅の7番出口より、徒歩7分で到着します。7番出口を出たら、ロッテ百貨店手前の大きな道をただ南へまっすぐ歩いて行くだけです。
※金海国際空港からのリムジンバスのバス停はすぐ近くですが、2024年5月現在まだ運行再開していません。
実際に泊まってみた
チェックイン
西面は繁華街なのでお店が多くて便利なエリアですが、だいぶ外れの方なので適度に落ち着いていました。
1階はカフェになっています。
「フロントは3階でございます」と日本語で案内表記があるので、エレベーターで3階に上がります。
フロントでは顔を見ただけで全員から「こんにちは」と挨拶。以後、ホテル内では日本語だけで何の不自由もなく過ごせました。さすが日系ホテル。
パスポートを提示してチェックインし、カードキーを受け取ります。
部屋へ向かう
韓国のホテル全般に多いのですが、エコの観点から歯ブラシの用意がありません。フロント入口にある自販機で販売していました。
自販機にはいろはすや世界のKitchenからのソルティライチ、日清カップヌードルやどん兵衛など日本の商品があります。ですが3,500₩は400円くらいなので割高に感じました。
エレベーターで部屋へ向かいます。カードキーをタッチすると宿泊フロアのボタンが押せるようになります。
4~15階 | 客室 |
3階 | フロント、レストラン |
1階 | 入口、カフェ |
地下1階 | 大浴場、ジム |
エレベーターは2基。高速運転のせいかあまり待つことはありませんでした。
光を取り入れる様な造りになっていて、とても明るいです。
スタンダードダブル(19㎡)
カードキーをタッチして入室します。
カードキーを差し込むと電気系統が作動する形式。
設備はまだ新しいように感じました。
カーテンを開けると、窓が大きい造りでとても明るいです。
窓側から入口側を見たところ。
部屋自体はそんなに広くはないですが、荷物置き場があるのでスーツケースを広げたりはこちらでできそう。
コンセントとWi-Fi
枕元にコンセントが2口あります。電圧は220Vですが、日本のコンセントがそのまま差せます。
テレビが置いてあるテーブルにもコンセントが2口あります。1口は日本のコンセントがそのまま差せますが、丸い方は韓国の形式なので変換プラグが必要です。
日本の電圧は100Vですが、韓国は110Vか220Vとなり日本とは異なります。ただ、ほとんどのスマホ、スマホやデジカメの充電器、PCは100V~220Vに対応しているので変圧器は必要ないことが多いです。ご使用の機器の取扱説明書等で確認ください。
ドライヤーを持ち込む場合は変圧器(もしくは海外用変圧機能付き)が必要です。
無料Wi-Fiがありますが、やや弱かったのが気になります。その時の状況等にもよるので参考までに。
室内設備とアメニティ
テレビ設置のテーブル。引き出しの中にはアクセサリー入れと鏡。
ベッドのサイドテーブル。メモ帳とティシュペーパー。
電子ポットとソラリア西鉄ホテルオリジナルのドリップコーヒー。
冷蔵庫はすでに冷えていて、無料のミネラルウォーターが2本入っていました。
クローゼットの中です。ハンガーは8本。
消臭剤があるのは日本ぽい。枕の予備もあります。
使い捨てスリッパとパジャマあり。あと金庫もこちらに。
靴べら、靴の汚れ落とし、服用ブラシ。
パジャマは気持ちの良いパイル生地。上着、パンツ共に七分丈でした。
洗面・トイレ・シャワーとアメニティ
トイレはウォシュレットです。
アメニティ、ドライヤー、コップ2つ。洗面台にハンドソープもありました。
スタンダード客室はシャワー室のみです。
スーペリアとデラックスの客室はバスタブが付いています。
ソラリア西鉄ホテルオリジナルのシャンプー、コンディショナー、ボディソープ。
後で書きますが大浴場は韓国のリンスインシャンプーだったんですよね。経営が違うのでしょうか。
水回りもとても清潔感がありました。
部屋からの眺望
今回は11階で、建物の正面側の部屋でした。隣接した建物がホテルより低いため、ほとんどの部屋は何かしらの眺望がありそうです。
明るい時間帯。
夜です。正面のビルがこんな風にライトアップされるとは思いませんでした。
大浴場・サウナ
大浴場 | 営業時間 |
---|---|
夜 | 15:30~23:00 |
朝 | 6:30~11:00 |
大浴場は別料金で9,000₩(約1,000円)でした。(大浴場やサウナ料金の含まれたプランもあり)
フロントで専用のカードキーをもらい、エレベーターや大浴場入室時に使います。
タオルは大浴場にあり、1人2枚まで使えます。脱衣所には鍵付きロッカーがあります。
ドライヤーの他、綿棒、化粧水、乳液、ヘアスプレーなどがありました。こちらにあるのは全部韓国製。
シャワーは8か所。それぞれにリンスインシャンプーとボディソープの設置があります。
部屋にはソラリアオリジナルシャンプーやコンディショナーがあるので、大浴場にも置いて欲しいですね。
風呂と水風呂、サウナ。
でもサウナは63℃、水風呂は30度くらいの生温かさ、お風呂は39℃とややぬるめ。いや39℃もないのでは。サウナもお風呂も全然温まらず、早々に退散しました。
3回大浴場に行ってみたのですが全く人がいなかったので、利用者が少ないせいで管理が甘くなっていたんですかね。それとも韓国式だとこれくらいの温度設定?いや健康ランドみたいなところに行った時には日本人好みのお湯の温度だったんですけど。
とはいえ海外のお風呂に日本を求める必要はないので、わざわざ入らなくてもいいかという結論に至りました。
朝食
朝食会場はフロントと同じ3階にあります。
和洋韓のビュッフェとなっていましたが、和らしきメニューは見当たらず。宿泊時はチュソクという韓国の連休で日本人がほとんどいなかったせいかもしれません。
でも好きな具材をのせて作るビビンパやアワビのお粥、プルコギなど、韓国メニューがとても美味しかった。
洋もライブキッチンみたいなのはないので、韓が中心のメニューですね。
HafHでは素泊まりしか予約できなかったので、現地で18,000₩(約2,000円)(※)で追加しました。でも美味しかったので食べて良かったです。
(※)現在agodaを見ると22,000₩(約2,500円)で追加となっているので値上げの可能性あり。(2024年5月)
まとめと感想など
スタッフの方が皆さん親切で感じが良くて、安心して過ごせました。フロントだけでなく朝食会場のスタッフの方も日本語だったので、海外に来ていることを忘れてしまいそうでした。
設備の綺麗さも満足ですが、大浴場だけは中途半端。全く温まらなかったので、チムジルバンなどに行った方がいいと思います。あと私は汚れた衣類を持ち歩きたくなくて着替えが2日分しかないので、欲を言うとコインランドリーが欲しかったな。ランドリーサービスに頼むほどではないので。フロントでコインランドリーの場所を尋ねている人がいたので、近くにあるのかもしれません。
家族旅行で小さいお子さんや高齢者の方がいる場合や、具合が悪くなったりなど何かトラブルがあった時に日本語で相談できるのは大きいと思います。海外初心者だったり、英語が苦手という人は、ソラリアのような日系ホテルを拠点にすると安心感が増すと思います。
まあ韓国でましてや1人旅だとフロントに頼ることもなく、日本語対応のありがたさはそこまでなかったのですが、個人的にはパジャマと使い捨てスリッパが日本的なもてなしとして嬉しかったです。あとは朝食の美味しさ。
ただ、ここに限らないですが1人だと割高。単純に倍の金額になってしまうので、日系であればシングルの部屋がある東横インが最強かもしれません。それぞれよさがあるので宿泊記を比較してみてください。
それでは楽しい旅を。
フェイスタオル | ○ | ドライヤー | ○ |
バスタオル | ○ | ウォシュレットトイレ | ○ |
歯ブラシ | × | 大浴場 | ○(有料) |
寝巻き | ○ | サウナ | ○(有料) |
使い捨てスリッパ | ○ | コインランドリー | × |
シャンプー | ○ | 自販機 | ○ |
コンディショナー | ○ | 売店(フロント販売) | × |
ボディソープ | ○ | 無料Wi-Fi | ○ |
ボディタオル・スポンジ | ○ | 枕元のコンセント | ○ |
かみそり | × | USBポート | × |
綿棒 | ○ | 携帯充電コード | × |
コットン | ○ | 延長コード | × |
メイク落とし | × | テレビ | ○ |
基礎化粧品 | × | 電子レンジ | × |
金庫 | ○ |
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