【夜行日帰り弾丸バスツアー】(クラブツーリズム)式年遷宮の伊勢神宮へ死ぬ思いで行ってきた

二見ヶ浦 三重県
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ツライことがあったら、この旅のことを思い出そう 

バスだったら寝ていれば現地に連れて行ってくれる。夜行といえども睡眠を取ればへっちゃらだろう。しかもリーズナブル。

今年は20年に1度の遷宮の年。そして、3月の時点ではまだ神様の新居は建築中でしたが、11月の今は新居も無事完成してお引越しも完了とのこと。

これは、今年中に行かねばならぬ!!
なんとしても遷宮の年に御朱印を頂くのだ!!

そんなこんなで、いつものクラブツーリズムで見つけた伊勢神宮日帰り弾丸バスツアーに参加する運びとなりました。

(旅行時期2013年11月)

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スケジュールはこちら

【夜行日帰り 伊勢神宮内宮と外宮/北千住・上野・新宿発 旅行代金 8,980円】

上野駅出発22:00
伊勢神宮外宮5:30
二見ヶ浦、二見興玉神社6:20
伊勢神宮内宮、自由散策8:00
伊勢神宮内宮発12:30
上野駅着19:00

初めての夜行バスツアー

今回はひとり旅ではなく友人を誘いました。

バスは22時に上野を出発。

食料や飲み物も調達済み。

このバス…

ありえない。

前の座席とくっつき過ぎ!!
膝が当たる!!

小学生の遠足なら問題ないかと思いますが、大人40人で超満員のバスは東名高速をひた走り

ほんの少ししか倒れないリクライニングを倒して寝ようとしても、1時間半のトイレ休憩ごとに起こされ、リクライニングを一旦元に戻すよう指示されます。
(※倒したままだと後ろの席の人が外にでられなくなるためです)

寝られない。寝た気がしない。きっとうとうとするだけで寝てない。

でも楽しいぞ。お伊勢参りができるぞ。

お昼は何を食べようかな。楽しみだ。楽しみだ!

と、やや朦朧としながらも行きのバスではポジティブ感情に温かく包まれていたのでした。

最初の目的地、伊勢神宮外宮に到着

早朝5時半、伊勢神宮外宮に到着。

幻想的!

まだ真っ暗の中をお参りさせてもらいましたが、なんとも言えず凛とした空気が清々しく、薄汚れてしまった心の中を清流が流れ落ちて行くような感じがしました。

さて、

お参りが終わって心配だったのは、御朱印!!

こんな早朝に御朱印が頂けるのか?

おお!!開いててよかった!

お札やお守り、御朱印所は早朝から開けて下さっており、すでに御朱印を頂く列が出来ていました。無事に外宮の御朱印をいただけました。

伝説の添乗員なかじー

夜も明け始め、入り口付近でひと息ついていると

「写真撮りましょうか?」

と、大男が声をかけてきた。

おー、なかじー!!

※なかじーとは
今回のバスツアーの添乗員。
推定身長2m3cm。
長所:どこにいてもすぐ見つけられる
短所:ありえない写真センス。狭いバスがさらに狭く感じる。

不器用で決してフレンドリーな人ではないと思うのだが、ひたむきにフレンドリーに振舞おうとするなかじー。

せっかくなので写真を頼む。

あれっ?

添乗員という職業柄、人より写真は多く撮っているはずなのに

ピンボケ!!

これ1枚がたまたまピンボケなのではなく、他もピンボケを始めとして、バックがなぜこの角度なのか、なぜこれをバックに撮るのか、どこでの写真なのかわからないなど、独特の写真センスの持ち主なのでした。

ただ彼は一生懸命なのです。

そう、ホントに純粋に一生懸命なのです。

二見興玉神社で日の出を拝む

次の目的地は夫婦岩で有名な二見興玉神社。ここで日の出を拝みます。

ありがたや。

夫婦岩

そして、、、

海を見るカエル

佇むカエル

カエル、カエル、カエル

ここ二見興玉神社は猿田彦大神を祀っており、蛙は猿田彦大神のお使いだそうです。

だから蛙がいっぱい。

そして、昔はこの海で禊を行ってから伊勢神宮にお参りしたそうです。
(注:今回、海水を浴びての禊は省略させて頂きました。)

日の出を拝むって、なんだか久しぶり。
待って出てきてくれた太陽は温かくて、なんだかありがたい気持ちになる。
古事記の話しにあるように、太陽である天照大神が岩戸の中に隠れてしまったら、そりゃ大騒ぎしてバカ騒ぎして裸になって踊りまくってでも気を引いて、外に出てきてもらわなきゃ困るでしょーよ。

いよいよ伊勢神宮内宮へ

さてさてクライマックス!
バスはいよいよ伊勢神宮内宮へ。

ここでは4時間半の自由行動。
ただいま朝の8時。

まずは宇治橋を渡って内宮の境内へ。

不思議なんだけど、一歩境内に入ると視界や頭が澄んできて、余計なことを一切考えなくなる。人の悪口も全くでないし。ここはこの世であってこの世でないような。

境内を流れる五十鈴川の流れに手を浸してみる。

心の中までキレイな水で洗い流されているような。普段こんなことは考えないのですが、そんな私でも清々しい気分にさせる。いや、清々しいというより無心か。

こちらが新しくなった正宮。
この階段の下では写真撮影OKです。

境内にある大木はどれも触ると温かくて安心。

内宮でも無事に御朱印を頂き、そして勢いで新しい御朱印帳をもう1冊。

猿田彦神社参拝とおはらい町散策

自由時間はまだある。次は内宮近くにある猿田彦神社にお参り、そして御朱印も頂きました。

昨今は神社でも個人情報保護。他の神社では見たことないけど。

それから伊勢神宮内宮参拝後の楽しみと言えば、おはらい町とおかげ横丁散策!

江戸時代の街並みを再現したお店が立ち並び、食べ歩きするのが楽しい。

我々が選んだのはこれです。

伊勢の名物と言えば赤福。

今回は赤福ぜんざいに挑戦。
けれどこれはかなり甘くて重い。

そして伊勢萬にて美味しい甘酒!伊勢限定の地酒も揃っています。

昼ごはんはすし久の手こね寿司に決めた!

このツアーは食事は付いていないので、各自自由。

我々は悩んだあげく、すし久の手こね寿司にしました。

しかし、、、おいしい、確かにおいしいのだけれど

このあたりで我々の体力も限界に近づいていたようで

ご飯が喉を通らない

この私がご飯を残すとは。前代未聞。

さようなら伊勢

お昼の12時半に集合し、バスは一路東京へ。

座席に座った途端、目が開けられなくなり、、、

遠くでなかじーの何かを説明する声が聞こえども、私は深い眠りの中へ。

眠いだけでなく、手足が重い、頭が朦朧とするといった重篤な自覚症状もあり、ツライツライという言葉だけが頭を渦巻いた東名高速の帰路。

何かツライことがあったらこの旅を思い出そう。
きっと大変なことも乗り越えられる気がするのです。この旅に比べたら…

過酷な旅を共にしたバス。
決してクラブツーリズムのオリジナルバスには乗せてくれないのは激安ツアーゆえか。

貴重な体験でした。
伊勢神宮にはまた行こう。夜行バス以外の方法で。

過酷じゃないバスツアーもいろいろ。出発場所の設定が多いので便利です。
クラブツーリズムのバスツアーはこちらから

前日の18時まで申し込み可!HISのバスツアーはこちらから

旅のお小遣い帳

ツアー代 8,980
食べ物、飲み物 3,000
御朱印、御朱印帳、御朱印袋2,000
合計約18,000円
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