ほぼ青春18きっぷでゆるく日本縦断5日間(札幌→熊本)【1日目】

青春18きっぷ。なんと気分の高揚する響きなのでしょうか。10代の頃より何度となくお世話になっている言わずと知れたJR発売の季節限定乗り放題切符です。ええ、例外はあれども普通列車か快速列車にしか乗れません。5日分で11850円で発売されており、1日分ずつ細切れに使いながらの旅は今まで何度となくしてきたのですが、1度でいいから5日分を連続で使いたい、しかもなるべく長い距離を移動したいという妄想を実現することにしました。

とにかくただひたすら列車に乗りたい。理由はわかりません。

ただし、①朝が弱いので早朝の出発は無理、②青春18きっぷだけと限定せずにワープもOK、③美味しいものがあったら迷わず食べるなど、自分に甘いひたすらゆるいルールに従って進むことにしました。決まっているのはスタートから6日目に鹿児島空港から東京までの飛行機を予約してあることだけです。

列車に乗っているだけなので特に楽しいことも起こらないと予想できますが、よろしければお付き合いください。また特に鉄道に詳しい訳ではないため素人が右往左往する様を温かくご見守っていただければ幸いです。

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【1日目】札幌駅→函館駅(JR移動距離286.3km)

◆今日の教訓
函館本線、小樽までは全く問題ない。余市までも大丈夫。ただし長万部から先は1日4本しかないから調べもしないで行くとまだ雪深い北の大地に放り出される。

どこからスタートしようかな。生涯に1度くらいは稚内→枕崎を青春18きっぷで移動とかやってみたいけど、JR北海道とJR九州で普通列車が減少していて5日だとキツイし、早朝に起床し夜遅くまで列車に乗るなど私には無理過ぎるのであっさりとまたの機会に。今回は頑張らないゆるい旅なので成田からLCCも多く飛んでいる札幌を出発地点としました。

1日目の移動
札幌 9:40 小樽 10:25
小樽 10:53 倶知安 12:10
倶知安 12:35 長万部 14:07
長万部 16:15 函館 19:40(遅れ20分)

札幌駅を出発

前日夕方にバニラエアにて札幌入りした私は、札幌駅にて青春18きっぷを購入。(みどりの窓口に行かなくても特急券などが買える券売機で購入可能)18きっぷさえ手に入れば今回は準備万端。すすきのにあるスアゲプラスという美味しいお店でスープカリーを食べたり、札幌駅地下にあるよつ葉ホワイトコージでよつ葉の白いパフェを食べたり、ついいろいろ食べながらも酒は飲まず、翌日に備えて早めに宿に入りました。

さて翌日、スタート日の朝飯は、前日に札幌駅大丸のデパ地下で「サザエ食品」の五目いなりと北海道の甘い赤飯おにぎりを買っておいて宿で食べました。札幌のデパ地下といっても全国展開のチェーン店が多いのでそれらを慎重に避け、関東の人間にとって馴染みのないお店を選びました。この「サザエ食品」は北海道で創業60年の老舗、あながち私の選択は間違っていないよう。北海道の赤飯おにぎりはなんと甘納豆が載っていて甘い!不思議な感じがしますが私の口に合いました。

9時40分。早くもない時間に札幌駅を出発。朝が苦手なのでこのくらいの時間がちょうど良いです。

小樽駅に到着

小樽も札幌とセットで旅行することが多い観光地ですからね、列車は1時間に2本程度と本数も多い。立っている人もちらほらと、そこそこ車内は混んでいました。

この小樽駅で25分ほどの乗り換え時間があるため改札を出てみました。駅構内に土産物店やコンビニだけでなくパン屋や寿し店まで幅広く揃っています。さすが小樽。若鶏半身揚げで有名な「小樽なると屋」もあったのでしばし眺め、朝食を食べてしまったため半身は諦めたもののおやつにざんぎを2個購入しました。

さて問題なのですが、特急列車であれば飲食も難なくできますけど、普通列車利用の場合って飲み食いする場所に本当に困る。のんびりと駅弁でも食べながら移動するなんてまずできないと思っていた方がいいです。車内で移動しながら食べようとすると「意外と混雑していて食べるなんて迷惑」または「ベンチシート(山手線の車両みたいなやつ)など飲食するように出来ていない構造の列車が来てしまう」などの理由で食べられないことが多いです。

小樽なると屋のざんぎは前後左右3m四方に乗客がいなくなった倶知安→長万部間の車内でいただきました。美味しい。ちなみにこの飲食のルールはローカル路線バスの旅での太川陽介さんの振る舞いから学びました。(もちろん都バスなど飲食禁止の公共交通機関もあるのでそれぞれのルールに従って!!)

小樽→倶知安→長万部

小樽を10:53に出発。車内はなぜか混雑。あ、そうか、この先の余市にニッカウヰスキーの余市蒸留所があって見学ができるんですよね。そうそうマッサンの所です。

思った通り、余市で大半の乗客は降車しました。

それからこの列車、ものすごく気に入った座席があったので見てください。1人用。隣に気を遣わず静かに座っていられるので最高です。

途中、倶知安(くっちゃん)で乗り換え。次の列車の発車まで25分あるので改札の外に出てみましたが、駅の待合室に観光案内所とポップコーン売場があるだけでした。

ホームに戻ってみると結構雪が積もっている。札幌の都心部は道路に雪はほとんど積もっていないのに、この辺りだとまだ雪も深い。ホームの整備も大変だなぁと思いました。

あと倶知安駅で嬉しかったのは青春18きっぷのポスターが貼ってあったことですよ。今は掲示のある駅が限られているのでありがたい。2019年春は長崎本線大草~東園です。

倶知安から長万部行きの列車は12:35に出発。

途中、めちゃくちゃ可愛い駅名だなぁと思った昆布駅。雪への埋まり具合もいい感じでした。雪景色の車窓を見ながら14:07に列車は長万部駅に到着しました。

長万部駅で有名駅弁「かにめし」を食べる

ねえ私、長万部に来てしまいました。こんな所まで来られるなんて嬉しくてたまりません。さて、ここでは乗り換え時間が2時間ばかりあるのでお昼ご飯を食べることに。

駅構内に売店を兼ねた観光案内所があるためお昼を食べられる場所を聞いてみると、駅のすぐ近くに駅弁を販売しているお店があると教えてもらいました。

長万部と言えばかにめしですよね。ここでは1番スタンダードな「かにめし」1180円を選びました。

ここは駅弁を買うと隣にあるイートインコーナーを利用できるのですが、これこれ!!すごくない!!

列車に揺られながら食べている風のイートインコーナー!!!

網棚までちゃんとある。

前方のディスプレイでは長万部のかにめし駅弁の歴史だけでなく車窓も流していて至れり尽くせり。温かい場所でお弁当が食べられるし、嬉しいサービスです。

駅弁かにめし本舗かなや本店の情報
営業時間

売店 8:00~15:00(売切れ次第閉店)

イートインコーナー 8:30~16:00

定休日 なし(元日は休業の可能性あり)
アクセス JR長万部駅から徒歩1分、駅前の信号を左に3軒目

食後は駅から歩いて5分ほどの海岸へ太平洋を見に行きました。いつもは思ったこともないのに、「なぜ海は全てを温かく包み込んでくれるのだろう、まさに大地の母」などという気持ちが湧いてきてしまい、北の大地の雄大さが人を詩人してしまうので注意せねばと肝に銘じました。つい迂闊にツイッターなどでつぶやいてしまったら取り返しがつかないことになります。

そして駅に戻って売店を物色していると「現在、東京の大手百貨店のみで販売」という説明書きにつられ、長万部のブランドトマト「ENRICH」というミニトマトをデザートに買ってみました。そして、ENRICHのトマトジュースも一緒に。

ENRICHのトマトジュースは300mlで972円と少し高いのですが、糖度が高いだけでなく酸味も程よく残っていて美味しいと思いました。北海道らしくほたての貝殻を培地にして栽培しているんだって。

長万部から函館へ

列車は長万部駅を16:15に出発。ここから函館までは乗り換えなし。列車はついに1両編成になりました。

森駅で特急列車通過待ちのため15分の停車

途中、乗換えではなく特急列車通過待ちのため森駅で15分停車しました。森駅ですよね。なんか聞いたことあるなと思ったら、あの全国的に有名な駅弁「いかめし」が売られている駅ではありませんか。

もう17:30と遅いので売ってないとは思いましたが様子をみようと改札を出てみました。

おおおっっーー!!これね。お店はもう閉まっていましたが、本物を見られて嬉しい。次回は時間を確認して早い時間に来よう。

さて、本日はどこまで進めるのでしょうか。函館には19:20に到着予定なのでその先に進めるかもしれないですが、その先は全くのノープランなので函館で宿泊ですかね。下手に動くと宿が見つからない可能性もあるのでここは無理せずに。(しかも函館で食べてみたいものがあるので・・)

本日の終着駅、函館に到着

着いたーーー!!来たぜ函館!

到着予定は19:20でしたが、途中で乗っていた列車が鹿にぶつかってしまい20分ほど遅れました。

駅も大きいし函館は大都会だわ。今まで乗り換えてきた駅がのどかだったので圧倒されます。

車中で楽天にて宿の予約も完了したのでもう安心。疲れたし宿に向えばいいのだけど、函館に来たら食べたいと思っていたものがあるので食べに行くぜ。

ここ!!函館のローカルハンバーガーチェーンのラッキーピエロ。函館駅から徒歩4分の所にある函館駅前店に行きました。初めてなので1番人気のチャイニーズチキンバーガーを。

来た!!しっかりした味付けで私好み。美味しい!!!

初めてで焦ってハンバーガーとドリンクしか注文しなかったけど、周りを見るとポテトを注文している人が多いし何かソースがかかってて美味しそう。次回は落ち着いて注文しよう。

住所 北海道函館市若松町17-12 函館駅前棒二森屋本館1階
営業時間 10:00~翌0:30(土のみ翌1:30まで)
定休日 無休
駐車場 なし

宿に着いて温泉に入ったら眠くなってしまい、明日の予定は立てず。自分なりの早起きをすればいいかと思い8時に目覚ましをセットしました。

北海道と本州を繋ぐ普通列車はないので、いくつかの選択肢があります。まあ明日の朝考えよう。おやすみなさい。

(2日目につづく)

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